床材の選び方
寝ころぶ、座る、裸足・スリッパなど部屋での過ごし方や、家具との接触具合などをイメージし、床材の特性・機能性を考慮して選びます。柄や色などをセレクトして決めます。その際、滑りやすさ、クッション性を確かめておくと間違いがないでしょう。
塩化ビニル樹脂製でクッション性があるロールシート状の床材。木や石、タイルなどをリアルに表現した模様や色が多数ありデザイン性も豊富。ビニルの表面なので耐水性に優れ油汚れにも強くメンテナンスが簡単です。
天然籐・竹床材は、吸水性や涼感など天然素材ならではの気持ちよさがあります。また、天然素材であるがゆえに同じ種類でも個性があり、収穫時、収穫場所、天候などで微妙に色合いや性質のバラツキもあります。このような天然素材ならではの一長一短をよく理解してからのご利用をおすすめします。
カーペットは、断熱効果が高く経済的で、防音性にも優れている床材。ウール、アクリル、ナイロンなどの繊維素材から作られ足ざわりが柔らかく、色彩バリエーションも豊富なので暮らしの演出に重要なアイテムです。
寝室や書斎におすすめ。
弾力性はループタイプより劣りますが、柔らかく微妙な色の変化や深見を醸し出します。また、毛羽立ちがループよりやや多いため比較的歩行量の少ない部屋に向きます。
廊下、リビング、子ども部屋等におすすめ。
適度な硬さとなめらかさを持ち、耐久性、歩行性に優れています。ヘタリが少なくホコリが付きにくいので掃除が簡単です。
保湿性、耐久性、防音性などカーペットの優れた機能を持ち合わせたタイル型カーペット。サイズ、色、組み合わせによって自由に敷き詰めたり、必要な部分だけに使用したりする子ができる床材。
クッションフロアより硬い、正方形や長方形のタイル状の硬質塩化ビニル床材。石目や木目など様々な色、模様のデザインがあります。カットが容易にできるので細かいデザイン張りも可能です。リアルな再現力を持つ高級感ある床材で、最近はキッチン等の水回りに利用される方も多くなっています。